お客様へのホスピタリティを意識している企業は多くありますが
3方向のホスピタリティを大切にしている企業はまだまだ少ないように感じます。
今回は最強のチームを創るための仲間へのホスピタリティです。
こんにちは。
株式会社ハピネスワーク 青柳美智代です。
多くの企業で研修を担当させていただいていますが
研修に行くと必ずといって良いほど
同じ質問をされます。
それは
「なぜディズニーは
全キャストが笑顔で働いているんですか?」
ということです。
それは…
3方向のホスピタリティがあるからです。
20年間勤務した後
他の企業に入社したことで
それは想像から確信に変わりました。
ホスピタリティとは
サービスの原点…ホスピタリティとは
思いやり、心遣い、親切心、心からの歓待
わかりやすくひと言で表現すると
「人やモノを大切に想う気持ち」です。
ホスピタリティはお客様だけに必要なことではなく
職場の仲間
自分自身にも必要で
大切なものです。
3方向のホスピタリティは必要な理由は
こちらをご覧ください
↓
https://happinesswork.co.jp/disney-hospitality%ef%bd%b0myself/
職場の仲間を身近に感じていますか?
今回は「職場の仲間」へのホスピタリティについてお伝えします。
皆さんにとって職場の仲間は
どういう存在ですか?
最近は仕事とプライベートを
割り切って考える人も多いですよね。
学生時代からの友達や
プライベートで繫がっている友達の方が
気楽でいいなぁと想うのは当然!
それは…
今だけではなく
昔から変わらない事だと想います。
まだパソコンがない時代
インターネットという存在が身近になかった頃の方が
実は…仕事時間とプライベートの時間を
はっきりと線引きできました。
仕事が終わってオフィスを出てしまえば
連絡がつかないし
休みの日にわざわざ自宅に電話するのも
気がひけるので
休日に連絡が来ることは滅多にない…
今よりもゆったりゆっくり
過ごしていたように想います。
今は職場を離れても
SNSやメールを気にかけながら
過ごしている人が多いですよね。
(私も…同じです)
仕事とプラべートを
切り離して考えているつもり…でも
意外にそう上手くはいかないものです。
そう考えると
職場の人との人間関係は
昔より今の方がもっと大事だと想います。
そこでもう一度
振り出しに戻りますが
皆さんにとって職場の仲間は
どういう存在ですか?
とても大切な存在
会いたい人
信頼できる人
気軽に相談できる人
嬉しい時
悲しい時
困った事が起こった時に
想い出す人
いかがですか…?
ケンカをすることもあると想いますし
気が合う人も
気が合わない人もいます
(私も同じ…)
それでも
一緒に過ごしてきた仲間って
心から大事!と想うことが
何度も…何度も…何度も
(数え切れないくらい)ありました。
ディズニーは
職場の仲間同士の関係がすごく身近です。
それは同僚同士だけではなく
先輩・後輩
上司・部下
異なる部署の担当者とも…です。
そういうチームワークがあるからこそ
最高のパフォーマンスを提供し続けることができるので
何度も繰り返しパークを訪れたくなるのだと感じます。
そんな最強のチームワークを生み出すための
仲間へのホスピタリティについてお伝えします。
仲間へのホスピタリティ/その①
企業風土は誰か1人のチカラで
変えられるものではありませんが
1人でもできることはあります。
先日の「自分へのホスピタリティ」として
自分を大事にするために
仲間も大事にしよう!という
お話をさせていただきました。
仲間を大事にするために
誰でもできる簡単なこと…
それは「気にかける」ことです。
例えば、
出勤・退勤時の様子
・表情
・顔色
・歩く様子
・挨拶の声等から
その日の体調や気分が伝わってくるはずです。
でも…
その人の方も見ないで
挨拶をしている人には
伝わりません。
だからこそアイコンタクト!
目を見て挨拶をすればいいのです。
毎日これを続けると
前日と比較できるようになり
昨日より元気ないな…とか
昨日より表情が明るいな…と
気づけるようになるのです。
そして
大事なのは
気づいたことを言葉で伝える…
たったそれだけなのです。
仲間に気にかけてもらっているのは
嬉しいですよね。
反対に
寂しいのは
誰にも気にかけててもらえないこと
時間に余裕があれば
仕事の様子を見るのもいいでしょう。
決して長時間見る必要はありません。
1分でも
2分でも
仲間を意識する
気にかけることが大事だと思うのです。
気づかなければ何もしてあげられない…
これはすべての人に共通していることです。
続きはまた明日お伝えしますね。
最後に
いかがでしたか?
仕事は仕事…と割り切っているつもりでも
それができない人が多いと思います。
だったら
少しでも気楽に話せる
人間関係づくりをしていきましょう。