仕事も日常生活も人任せにしていると
楽しさやしあわせを必ずしも手に入れられるとは限りません。
新年 明けまして おめでとうございます。
株式会社ハピネスワーク青柳美智代です
コロナウィルスの影響で大きく変化した日常生活
日々 状況が一転する中
苦労された人も多いことと想います
私自身も研修スタイルが突然変わり
まだまだ充分な対応ができていると
実感しずらい事もありますが…
それでも仕事への影響が
大きくでることもなく
毎日を楽しく過ごしています
人生の主役は自分自身
皆さんは自分の人生の舵を
自分自身で握っていると
実感していますか?
私は株式会社オリエンタルランドで勤務していたときも
会社を設立した今も
変わらず自分の人生の舵は
私自身でずっと握っています
そのことに気づいたのは
株式会社オリエンタルランドに入社して
2週間ほど経った頃でした
あの時
人生の舵取りについて
気づけて本当に良かったと思います
初めての仕事は大量のコピー
私が株式会社オリエンタルランドに入社したのは
東京ディスニーランドが開業する半年前
建物の外観が完成し
これから内装を仕上げて行く…という
段階でした
建物に入ることができない私たちは
図面の前で運営方法を考えることが多く
そのためにたくさんの図面を使っていました
そんな時期に入社した私の一番最初の仕事は…
大量のコピーでした
ディスニーって
きっと楽しいはず
仕事が楽しみでならなかった私ですが
1人コピー室で1日8時間
ずっと目の前の図面とコピー機を見つめるだけの毎日
コピーを終えて
オフィスに行くと
上司や先輩は楽しそうに会話をしています
そして私は…
就業時間が終わると
「お疲れさま」と言われ
楽しそうな雰囲気を後にして
帰宅していました
そんな生活を初めて5日間
初めての休日に私が考えたことは…
思っていた仕事と全然違うな
コピーなんてツマラナイ
こんな仕事をするために入社したんじゃないのに…
辞めちゃおうかな
と言うことでした
どんなに夢のある仕事でも
楽しそうに思える仕事でも
誰もが楽しめる訳じゃない!ということに
気づいたのでした
その時
あることに気づいたのです
コピーはツマラナイ…って
誰が決めたんだろう?
ツマラナイと決めたのは
誰でもない
私自身でした
それなら…と
次の日からコピーと楽しむ方法を
いろいろ試してみました
コピーってフタを開けっ放しでも
取れるんだろうか?
とか
もっと速く終わらせる方法はないのか?
スマホゲームで対戦相手にどんな手段で勝つか…を
考えているような気分でいろいろ考えながら
コピーをするようになったら
それまで長い時間に感じた時間が
あっという間に過ぎるようになり
ツマラナイと思っていた仕事に
いつしか没頭していました
表情は正直なので
その頃の私は毎日とても楽しそうに
笑いながらコピーをとっていたそうです
それを教えてくれたのは
他の部署の教育責任者でした
その人が私にこう聴かれたのです
「毎日コピーばかり取っていて大変なのに
なぜそんな楽しそうに仕事をしているの?」
その問いに私はこう答えました
「どうすれば速く終わるか毎日挑戦してるんです
時々失敗しちゃうけど
何だかその失敗も楽しくて…」
そう話す私を見てその人はこう言いました
「君のその笑顔をディスニースマイルっていうんだよ」
意味はよくわからなかったけど
褒められたんだな…と想えて嬉しかったです
念願だった仕事を担当することに…
それから数日後
上司に呼ばれました
何かな…と想って部長室に行くと
「青柳さんは今日から教育担当になってください」
そう言われました
もともとオリエンタルランドに入社したら
いつか人を育てる仕事をしたいと想っていたので
とても嬉しかったです
あの時
辞めなくて良かったと思いました
会社の中には
いろいろな仕事があります
どう思うかは価値観によって違います
・目立つ仕事
・カッコイイ仕事
・大変そうな仕事
いろいろです
もちろん
どの仕事も同じように大変で
苦労することも多いと想います
会社で何を担当するのかは
自分で決められません
特に入社したばかりの頃は…
今、自分の仕事をツマラナイ…と思っている人はいませんか?
あの時の私のように
それでもその仕事が
自分自身に与えられた仕事なら
その仕事が好きがどうかは別として
まず楽しむことが大事です
もとから楽しい仕事
誰が担当しても楽しい仕事なんてないのです
与えられた仕事を楽しむかどうか…
ただそれだけのことなんですよね
最後に
いかがでしたか?
2021年最初のテーマは…
今年をどんな1年にするかどうかも
皆さんの気持ちしだいです
人任せにしていると
振り回されてしまうだけ…
2021年は人生の舵取りを自分で行って
毎日を楽しくしあわせに過ごしましょう!