目的が何であっても研修の依頼を受けると
いつも一番先に考えることは同じ。
どうすれば受講生に感動してもらえるか…。
その理由はたった1つですが
私はそれが一番大事だと想っています。
こんにちは。
株式会社ハピネスワーク青柳美智代です
20年間過ごしていたオリエンタルランドで
何度も感動する機会がありました
新しいテーマパークができることに
反対だった私の心を大きく動かし
絶対に成功させる!
という気持ちになったのは
東京ディズニーシー事業計画プレゼンテーションで
涙を流すほどの感動があったからです
スタッフの気持ちを変えたいとか
新しいことができるようにしたい…という要望を受け
それを「研修」というカタチで実現することが
講師業を担当する私の役割ですが
仕組みややり方だけを教えても
研修が終わると3日もたてば
忘れてしまう…
これは私自身も何度も経験しています
だからこそ
一番最初に何をすれば感動してもらえるか
…を考えます
それこそが私が研修を通してクライアント様に提供できる
「ホスピタリティ」でもあり
研修を一過性にしない唯一の方法だと確信しているからです
ホスピタリティとは
サービスの原点…ホスピタリティとは
思いやり、心遣い、親切心、心からの歓待
わかりやすくひと言で表現すると
「人やモノを大切に想う気持ち」です。
ホスピタリティを伝える方法が
コミュニケーション!
想いは、言葉や行動に起こすことで
初めて相手の人に伝わります。
感動する研修は終わるとすぐに受講生が実践し始めます
研修で知識ややり方だけを教えている人はたくさんいます
でも本当にその方法や技術を身につけたら
受講生はやり始めるのでしょうか…
例えば
コミュニケーションの取り方を教えても
実際にコミュニケーションをとる事のメリットを
知らなければ
反対に
コミュニケーションを取らないことの
デメリットを知らなければ
おそらく
研修を受講しても
その研修がどんなに
素晴らしい内容でも
誰もコミュニケーションを大事にしようとは
想いません
コミュニケーションを取ると
「幸せになれるんだ!」
「感動するんだ!」
ということが実感できれば
きっと
誰もが積極的にやり始めるはずです
人を動かすのはルールや規則
システムやマニュアルではなく
感情だからです
これっていいな…大事だな
これって最高!
そう言う気持ちになれば
明日から…ではなく
すぐその場で実践しはじめるのです
これこそが本来の研修のカタチ
だから…
心を動かすにはどうしたら良いか…を
一番最初に考えます
心を動かす研修は
受講生がすぐ動き出すので
すぐに研修効果を実感できます
ある銀行での出来事
いつものように研修を終え帰ろうとしていると
支店長から呼び止められました
いったい何が起こったのか…と
と不安な顔で支店長のもとに行くと
「青柳さん、いったいどんな研修をしたんですか?
みんながすごく明るい笑顔で帰ってきて
お互いに声をかけあってるんですよ。
こんな光景今まで一度もみたことない!」
…と
とても嬉しそうに言ってくださったのです。
この日の研修で最後に伝えたのは
「あいさつの大切さ」でした。
研修を終えて帰る時に
さっそくホスピタリティが溢れる
心のこもったあいさつをしていたようです。
心が動くとすぐに実践する…という
ほんの一例です