溢れる想いで始めたことも毎日行っていること
だんだん気持ちが薄れて、いつの間にか
「やらなきゃ」とか
「今日くらい…1回くらいやらなくても…」と
思ってしまうことがあります
こんにちは。
株式会社ハピネスワーク青柳美智代です
今日は3連休最終日
皆さんはどのようにお過ごしですか?
連休の最終日は
自宅でゆっくり過ごしている人も
多いのでしょうね
そんな日だからこそ
いつもとは違う時間の使い方を
してみませんか?
それは、この言葉から始めます
「そもそも…」
この言葉は
もう一度原点に戻る時に使う言葉です
まずは私がホスピタリティを
多くの人に伝えたい…と思ったキッカケを
お話しましょう
私とホスピタリティとの出会い
初めてホスピタリティという言葉を知ったのは
ディスニーで働き初めて2年目の秋
やっと忙しさにも慣れ
(とは言っても毎日早朝から夜中まで働いていましたが…)
少し時間に余裕が出てきた頃でした
飲食施設を担当している私たちのために
ホスピタリティセミナーが
社内で開催されたのです
正直なところ
当時2店舗の責任者だった私は
セミナーに参加する時間があるなら
その分ゆっくり休みたい…なんて思っていました(苦笑)
ホスピタリティが何かもわからず
そのセミナーに参加したのですが…
セミナーが始まって10分もたたないうちに
私はホスピタリティ…に釘付けになっていました
私の心を釘付けにした言葉
先生から
「あなたの仕事は何ですか?」
と聞かれたので
「カフェオーリンズで
お客様に美味しいクレープを提供することです」
そう答えたのです
(ヨシ!完璧な答え!)
そう思っていたら
先生に
「それは間違っていないけど大切なことが抜けているよ…」
そう言われたのです
そもそも…
「何故東京ディスニーランドには自動販売機がないのですか?」
と聴かれました
東京ディスニーランドには自動販売機がない…
(現在はありますが…)
人から人へのサービスを大事にしているからという
ことは理解していましたが
そもそも
何故人が提供した方が良いのかなんて
考えたこともなかったのです
一体何が足りないのだろう…と
考えてみましたがまったくわかりません
その後答えた人もみんな似たような答え
これでいいんじゃない?
そう思っていたら
先生から
「ゲストにはどのような気持ちで
そのクレープを提供しているのですか?」
…と聴かれたのです
「・・・・・」
答えがわからずポカンとしていると
「このクレープは私たちが心を込めてつくりました。
お客様、このクレープでお食事の時間も楽しんでください」
そういう気持ちでカウンターにクレープを置いたら
どんな置き方になるかな…と言われたのです
ファーストフードは「すばやく提供することが大事」
そればかり考えていた私は
先生のこの言葉に
驚きと反省の気持ちでいっぱいになりました
それまでは
スピードばかりを意識していたので
「楽しい気持ちで召し上がって頂きたい」
などと言う気持ちはまったくなかったからです
恐らく
何の気持ちも感じない
そっけない…置き方だったと想います(反省)
「このクレープは私たちが心を込めてつくりました。
お客様、このクレープでお食事の時間も楽しんでください」
という気持ちで
カウンターに置き始めたら
自然に笑顔で置くようになりました
丁寧に置くようにもなりました
そもそも
自動販売機ではなくなぜ人が提供しているのか…
それは自動販売機にはできないことが
私たち人間にはできるから…です
その人間だからできることは「心を込める」ということ
それが出来ないのなら
人から人へサービスをする「意味」がない…
このセミナーで一番最初に気づいたのはこのことでした
時々原点に返ることが大事…
どんな小さなことでも
日常のいろいろな事に
これは通じるように感じます
挨拶も…
返事も…
そもそも
何のために?…を突き詰めていったら
笑顔で挨拶をしたり
気のない返事から
イキイキとした返事に変わりそうです
今やっている仕事も同じ
そもそも何のためにその会社を選んだのか…
そもそも何のために
この仕事を始めたのか…
そんなことを
3連休最終日の今日
考えてみてはいかがですしょうか…
きっと明日からの仕事が
今までより遣り甲斐を感じたり
楽しくなると想います