はじめて会った人も、何度も繰り返し会っている人でも
仕事、プライベートにかかわらず、かならず交わす「あいさつ」
みなさんは「おはようございます」というあいさつをするときに
どのような意識で、どんな工夫をしていますか?
もしもまだ何もしていない人がいたら、ぜひおススメしたい内容です
「あいさつ」で意識するポイントはたった2つ
慣れているので、無意識でも交わせる「あいさつ」
時間にすると2.3秒のことなのですが、実は印象に大きく影響しています
あいさつを交わしただけなのに、好印象に思えたり、不愛想に感じたことはありませんか?
ありますよね…
同じ人のあいさつでも、嬉しくなる時と、がっかりすることもあります
いったい何が違うのでしょう…
実は「気持ち」と「身体の向き」が大きく影響しています
「えっ」あいさつする時の気持ち?と思った人はいませんか?
そう思ったとしても当然です。
だって私たちは「あいさつの仕方」は習っていても、「あいさつをするときの気持ち」は習っていませんから。(笑)
私がこのことに気づいたのは、ディズニーで「ホスピタリティ」について学んだ時でした
コミュニケーションは、ホスピタリティ(大切に思う心・気持ち)を伝える手段
コミュニケーションをとるとき、一番最初に交わすのが「あいさつ」です
だからこそ「あいさつに気持ちを込める」ことは、すごく大事だと思っています
たとえば、今朝、誰かと「おはよう」というあいさつができたのも「あたりまえ」のことではありません
大袈裟に思うかも知れませんが
その人とあいさつを交わすことができたのは、お互いに生きていたからなんです
この数年、地震や豪雨に襲われ多くの人が、突然、命を失っています
交通機関の事故、最近ではクマに襲われるというニュースも頻繁に流れています
どんなに気をつけていても、私たちがその状況にいつ巻き込まれるかわかりません
そう考えると、昨日別れた人と今日会えただけで「奇跡」に思えるのです
1つめの意識「会えて嬉しい!」という気持ちを伝える
たとえ毎日会っている人でも、今日会えたのはあたりまえではありません
会えたことをお互いに喜び合える「あいさつ」ができたらいいなぁと思います
そうは言っても「会えて嬉しい!」なんて照れくさくて言えないひともいますよね
言葉はいつものように「おはよう」や「こんにちは」でいいのです
ただその言葉を「嬉しい気持ち」で伝えてください
難しいと感じる人は、こんなことを想像しながら練習してみましょう!
このコロナ禍で3年間会いたくても会えなかった人がたくさんいたと思います
その人に今、やっと会えたのです
どんな気持ちになりますか?
会えて嬉しいですよね
もしかしたら、手を取り合ってあいさつを交わすかも知れません
きっと皆さんのまわりの「あいさつだけで好印象」と言う人は
そういうあいさつをしているはずです
1つ目の意識は「会えて嬉しい」という気持ちになる…でした
2つめの意識「カラダの向き」
もう1つ意識することは、カラダの向きです
気持ちを伝えるのですから、心が相手の人に向くように
あいさつをする相手の人にカラダ全体を向けてあいさつをしましょう!
スマホやパソコン画面を見ながら、あいさつをするなんてもってのほか‼
カラダの向きで気持ちの行き先が決まると言っても過言ではありません
あいさつをするときは、その人の方向に向きを変えることを習慣化していきましょう!
かかる時間はほんの1.2秒なのです
「そんなに変わるの?」と疑問に感じている人は、ぜひ試してみてください
きっと違いに驚くはずです
「あいさつ」まとめ
ディズニーで働くまで、私も何も考えずに「あいさつ」をしていました
でも…ディズニーで働いている時に、「あいさつ」を交わせることって
すごく”しあわせ”なことなんだ‥と想える出来事にたくさん出会いました
大事な人に会う時、「話し方」や「話す内容」には気を遣うのに
意外に気にせず口にしてしまっているのが一番最初に交わす「あいさつ」
そしてあいさつの時に感じた印象は意外にもずーっと引きずっているのです
好印象をもたれたいと感じている人は、ぜひこのあいさつを実践してみてください