在宅ワークで部下とほとんど顔を合わせることなくメールやLINE、WEBミーティングでコミュニケーションをとっているマネージャーの皆さん!
業務依頼や指示も大事ですが、部下の皆さんが今本当に欲しい言葉は上司からの労いや優しいひと言です。
こんにちは。
株式会社ハピネスワーク 青柳美智代です。
ホスピタリティとは
サービスの原点ホスピタリティとは
思いやり、心遣い、親切心、心からの歓待
わかりやすくひと言で表現すると
「人やモノを大切に想う気持ち」です。
ホスピタリティはお客様だけに必要なのではなく
家族や友達、職場の仲間にも大切にしたいことです。
部下とのコミュニケーションが仕事の指示や連絡事項だけになっていませんか?
突然の非常事態宣言で
上司の皆さんから離れた場所で
余儀なく仕事をしている方が多いことと想います。
部下のすぐ近くにいて
直接話をしながら進捗状況を確認していた環境から一転し
電話やメール、WEB会議を利用して
早急に進めなければならない大事な案件について
指示を出すこと、連絡事項を伝えることが多いと想います。
最近メールを送ってもなかなか返信が届かない…
電話をしても出てもらえないことがある…
本当に自宅で仕事をしているんだろうか…と心配になることもあるでしょう。
そんな時、つい責め立てるような言い方になってしまったり
キツい文面になってしまうこともあると想います。
本当は責めるつもりなんてないのに
姿が見えない、状況が掴めないからこそ
不安になるもの…
もしも今、そのように心配な状況にある人は
不安でたまらないですよね。
そんな皆さんにぜひ実践していただきたい
会えなくても人間関係がアップする…
今部下に伝えたいホスピタリティをご紹介しましょう!
部下の皆さんが今本当に欲しい言葉は上司からの労いや優しいひと言
業務を予定通り進めていくためには
的確な指示を出すことも大切ですが
もっと大切なことがあります。
それは…部下の気持ちを動かすことです。
人は感情の生き物
気持ちがのらなければ
仕事のスピードも質も上がりません。
コロナウィルス感染で大変な想い
不安な気持ちになっているのは
部下の皆さんも同じです。
指示を伝える前に
ぜひやっていただきたい
ホスピタリティが伝わるコミュニケーションを取りましょう。
例)
・労いの言葉
・体調や気持ちの確認
・励ます、日頃の仕事振りを褒める等
部下が喜ぶひと言を伝える
指示を伝える前に
部下と同じスタートラインに立つ!
心の共有を大事にしましょう。
指示を伝える時は
・かっこいい言葉、専門用語より
辞書を開かなくてもわかる言葉
・検索しなくても理解できる言葉をつかう。
離れているからこそ、表情が見えないからこそ
伝えるときの言葉は大切です。
指示を伝えた後は必ず理解できたかどうかを確認しましょう。
その時、絶対に言ってはいけないひと言があります。
「何かわからないことはありますか?」
私は昔上司から良くこのひと言を言われました。
そしていつも「ありません」とか「大丈夫です」と答えていました。
上司にこの質問をされて
○○がわかりませんと答えられるひとはホンの少数です。
ではどうすれば良いのか…
伝えたことを相手の人に復唱してもらえばいいのです。
そして足りないこと、大切なことが抜けていたら
わかりやすい事例をもとにもう一度説明します。
一見時間がかかりそうにも感じますが
正しく伝わっていなければ
期待したとおりに仕上がりません。
近くにいて直接様子を見てあげられないからこそ
・部下の時間を大切にしたい…
・部下が迷う事無く、不安なく
・安心して仕事を進められるようにしたい
どれをとってもホスピタリティですよね。
そして最後に応援の言葉と
わからないときはどうすれば良いのかも伝えましょう!
その一言が嬉しいものです。
最後に
会えない時間が続いている今は
実は部下との人間関係、信頼関係を築くチャンスです。
用事がなくても労いの言葉をかけたり
様子を聴いてあげるだけでも充分喜ぶと想います。