人間関係づくりが大切なのは職場だけではありません。
どんな時でも躊躇なく相談できる友達はいますか?
相談して解決できるか…の前に、相談できる友達がいるだけで不安は軽くなります。
今日は友達との人間関係づくりに役立つホスピタリティをご紹介します。
ホスピタリティとは
サービスの原点…ホスピタリティとは
思いやり、心遣い、親切心、心からの歓待
わかりやすくひと言で表現すると「人やモノを大切に想う気持ち」です。
友達が多い人、少ない人の違い…
皆さんは友達が多い方ですか?
それとも少ない方ですか?
(私の友達で1人いれば充分という人もいますが…)
多ければいい!という訳でもないと想いますが
大事なのは今回のような非常事態に
気軽に連絡を取り合うことができたり
心配なことがあるときに
素直に相談できる人がいた方がいいですよね。
友達が多い人と少ない人の違いは何でしょう?
幅広い知識や特技を持っているから?
格好いいとか美人…可愛いなど、見かけの良さ?
それとも一緒にいると笑わせてくれる面白さ?
まったく関係ない!とは
言い切れませんが…
それよりもっと大切なことがホスピタリティを
表現すること
伝えることだと感じています。
友達との人間関係づくりに役立つ3つのホスピタリティ
友達との人間関係づくりに効果的な3つのホスピタリティについてお伝えします。
1つめは…
挨拶・返事はアイコンタクトで心を込めて
友達との挨拶も
を込めると込めないとでは大違い。
今日も会えて良かったという気持ちを込めて
挨拶をすると
その気持ちは必ず届きます。
それも毎回アイコンタクトで…
ここで本当のアイコンタクトに少し触れておきましょう。
一般的なアイコンタクトは
「目を見る」だけで終わってしまっていますが
ディズニーが行っているアイコンタクトは
少し違います。
目を見るだけでなく
心も向けるのです。
スマホを見ながら
どんなに心を込めて挨拶をしても
心が友達に向いていなければ
気持ちは伝わりません。
友達が後ろにいる場合は
後ろを振り向けば目を見ながら挨拶はできますが
心は向いていないので
気持ちは伝わりません。
心が伝わる本当のアイコンタクトで行うには
友達に身体を向けて(後ろにいるときは振り向く)
目を見て挨拶をします。
これは返事をするときも同じです。
ぜひ試してみてください。
気分がまったく違います。
2つめは…
約束を守る
ルールやマナーとして守るというより
友達の時間を大切にするために
約束の時間を守りましょう。
最近はスマホを持っているせいか
約束を守っていないことがあるようです。
近くにいったら連絡するね…
とか
多少遅れても気軽にLINEなどで
今○○についたからあと5分で行くね…なんて
そういう事が
当たり前のようになってしまいました。
約束の時間を守らないと
困ることもありますよね。
映画とかコンサートとか
レストランの予約時間や
交通機関の発車時間など…
時間を大切にする人=友達を大切にする人
いつも約束を守らない友達は
待ち合せをするたびに
ハラハラしたり
イライラするので
絶対に時間通りでなければ困るような場合は
もっと確実な友達を選んでしまうだろうな…と想います。
急に行けない…という連絡をする人も
要注意!
こちらも1回2回ならまだしも
毎回となるとやはり
大事な友達から
当てにならない友達に
なってしまうように感じます。
約束を守る…
当たり前のことですが
もう一度このことを考えてみましょう。
あまり友達がいない…という人は
もしかするとこのようなことが
あったのかも…
友達の時間にホスピタリティがない人は
友達を大切にしていないのとまったく同じです。
3つめは
友達の気持ちに寄り添う
友達に会った後
今日は○○さんに会って良かった…と想うときと
そうでは無いときがありますよね。
その違いは何か…
1つは話を聴いてもらえたと言う満足感
もう1つは
気持ちに寄り添ってくれたかどうかです。
誰でも話を聴いて欲しいのです。
どんなに無口な友達でも
何も考えていない
想っていないはずがない…
本当は聴いて欲しいことがあるはずです。
大体友達は質問してきたことは
実は友達が話したいことだったりします。
だから
友達の質問は
友達にも聴いてあげましょう。
友達の話を聴くときは
発する言葉だけではなく
その時の気持ちを受けとめて
あげることが大切です。
どんな気持ちなのか…
話している友達の目を見ていれば
伝わってくるはずです。
※目は口ほどに物を言う
言葉に出さなくても目の表情で相手に伝えることができる。
言葉でうまくごまかしても、目に本心が表れるものである。
話を聴くときも「アイコンタクト」が大切です。
その上で
感じ取った気持ちに寄り添うひと言を
伝えましょう。
最後に
今回紹介させて頂いた方法は
今すぐ出来ることばかりです。
大震災の時、私はパークの責任者だったので
どんなに恐くてもひと言もそんな言葉を言えませんでした。
地震から2日目。
やっと電話が繋がったとき
長年の友人が心配して電話をくれたのです。
「こわかったでしょう?大丈夫?」
という声が聞こえた瞬間
私はやっと空気を吸えたような気がしました。
そして電話口で子供のように泣きました。
それまでずっと感情を抑えていた事さえ
気づけないくらい
心がいっぱい…いっぱいだったのです。
今の世の中突然何が起こるかわかりません。
どんな時でも躊躇なく相談できる友達がいると
心強いですよ。