コロナ感染の影響を受けている業界の1つ…エステサロン
大手エステサロンもようやく再開が決まったようです。
突然の休業から4か月。
まったく会わず、流行りのネットコミュニケーションの手段も使わず
そのエステサロンの再開をひたすら待ち続けることができた理由をお伝えします。
こんにちは。
株式会社ハピネスワーク青柳美智代です。
コロナウイルス感染の影響で
休業を余儀なくされた業種の1つ…
エステ業界
一度でも経験のある人は
その理由を想像できるでしょう…
休業から4か月間
1年の3分の1!
長いですね~
そのエステサロンも
いよいよ再開が決まったそうです
今日担当のエステテシャンから
その連絡を受けて
2人で喜びを分かち合いました
なぜ私がそのエステティシャンから
気持ちが離れなかったのか…
それはその方から届くホスピタリティを
受け取っていたからです
ホスピタリティとは
サービスの原点…ホスピタリティとは
思いやり、心遣い、親切心、心からの歓待
わかりやすくひと言で表現すると
「人やモノを大切に想う気持ち」です。
ホスピタリティを伝える方法が
コミュニケーション!
想いは、言葉や行動に起こすことで
初めて相手の人に伝わります。
突然の休業宣言
3月初旬になると
休業宣言の声が様々な業界から
聞こえるようになってきました
そんな中
いつもお世話になっている
エステティシャンからの連絡…
予約していた次回の予定が
無くなりました(残念)
電話の向こうから聴こえてくる声は
残念に思っている気持ちが
私の何倍も強いと思わせるくらい
寂しそう…
そんな彼女がその時
休業中、時間があるときに…と
お肌のお手入れ方法を
丁寧に教えてくれたのです
休業の連絡だけで切っても良いのに…
休業中…エステティシャンから届いた手紙
サロンの封筒で手紙が届いたので
営業の手紙かな…と想いながら封
筒を開きました
この時期は
営業関連の手紙や広告が
多かったので
そう思ったのです
ところが違いました
中には
便箋に丁寧な文字で手書きで書かれた
手紙だけが入っていました
決して事務的な内容ではなく
なかなかエステを再開できない理由と
エステティシャンの気持ちが
そのまま伝わってくるような
お詫びと感染に気を付けて欲しいと
いう気持ちが書かれていました
営業トークもチラシも
まったくなし!の手紙です
休業から3か月経った頃にも
もう一度お手紙が届き
その時は手書きの手紙以外に
私が一番好きなパックも同封されていました
もちろん
2回目の手紙にも
営業トークもチラシも無し!
もし1枚でもチラシが入っていたら
きっと印象がまったく違っていたと想います
そして今日の電話
名前・所属を名乗った後
「お元気そうな声を聴くことができて嬉しいです」
…と明るい声が聞こえてきました
いきなり要件から入る営業電話とは違い
お互いにこうして電話で話ができることを
本気で喜びあいました
そしてエステ再開のことを
聴いたのです
普通ならここで
予約を取る人も多いは
ところがまったくそういう話をせず
後日封書で再開の案内が届くということを
聴きました
そして今
私はエステが再開したら
あのエステティシャンに
会いに行こうと思っています
手書きの手紙から伝わってきたホスピタリティ
皆さんは手紙を書くのは得意ですか?
私は苦手です
最低でも3回は書き直します
エステティシャンから届いた手紙は
誰かが作った文章を写したのではないことが
すぐに伝わってくる文面でした
私との会話
その中で気づいた心遣い
会社の封筒を使っていなければ
親友から私への手紙にも思える
温かい内容でした
だから印象に残りましたし
営業の手紙ならすぐに処分する私ですが
大切に保管しています
ご自身で手紙を出そうと
思ってくださったのか
それとも
会社の指示で出したのかは
わかりません
とても心のこもった
お手紙でした
最後に
本気でお客様と向かい合う接客からこそ
得られるお客様の情報
その情報を受け取るだけではなく
何をすれば私が喜ぶかを
知っている人だけができる
おもてなしがあります
知っているからできる…
接客というと
もっている知識や情報を
お客様に提供することばかりを
考えてしまいますが
本当にお客様のことを大切にしたいと思ったら
まずお客様のことを知る…理解する
そこからスタートすると
お客様の心をつかむ
おもてなしになるように感じます
そういうことの大切さを
彼女にあらためて教えて頂きました